私の家の近所には、小学校があり集団登校する小学生に会うこともたびたび。
私には孫がいないので、遠い昔の息子のことを思い出してしまいます。
仕事柄、息子を保育園に預けていました。保育園は厚生省、幼稚園は文部省の管轄となっていて(今はちょっと名前が違っていると思いますが…)幼稚園に行っていた方が、小学校に馴染みやすいと知っていました。保育園によっては、保育園から幼稚園のバスに乗せて幼稚園が終わったら保育園で預かるということもしてくれるらしいのですが、私にその知識はなかった。
保育園でしっかりする子もいるのでしょうが、息子は一人っ子で優しいおばあちゃんは3歳で他界し、甘えん坊でもありました。
保育園の先生は優しく可愛がってくださっていましたが、小学校に入るとそうはいかない。集団の中で生活する必要があり。皆に合わせて、授業を受けて、次は時間で授業が変わって…。息子は付いていけなかったみたいで個人懇談の日に先生から「元気にのびのびしています。けど、授業中に寝転ぶのをやめてもらったらいいなぁと思います」と言われました。保育園ではお昼寝もあるから、眠いのかなぁと思ったのですが。
そうではなくて、授業中に床に寝転ぶということでした。
学校で起こることはどうしようもなく、「家で今日はどんなことがあった?」なんて毎日日勤ではなかったから聞けなかったし…っていいわけですよね?
今、思えば、夜勤をなくしてもらったらよかったなぁと思います。
けど、「学校では教室で寝転んではいけないよ」ということを話すくらいしかできなかった。
それでも、子供は学校に徐々に慣れていき、そんな行動はなくなっていったみたいです。